かわいいワンちゃんの体に小さなつぶつぶが…。これってマダニ!?
マダニは吸血するだけでなく、さまざまな感染症を引き起こすこわい寄生虫なんです。
マダニがくっついてしまったとき、一体どうしたらいいのでしょうか。
マダニがくっついている!?と感じたらまずは速やかに獣医さんに見てもらい、
お薬を処方してもらいましょう。
マダニ対策で最もポピュラーなのがマダニ駆除薬です。
主に経口タイプとスポットタイプの2種類があります。より効果が高いもの、ワンちゃんの体質に合ったものを選ぶためにまずは獣医師に相談しましょう。
動物病院に行きたいけれど、もう閉まっている時間…。そんなときは応急処置としてダニ専用ピンセットでマダニを取り除いてあげることもできます。
しかし、あまり慣れていないとマダニを潰してしまう恐れがあるため、初心者の方にはおすすめできません。
また、感染症にかかっている恐れがありますので自己処理を行った場合でもきちんと獣医さんに診察してもらいましょう。
マダニを見つけても、決して無理に引っ張って取ろうとしてはいけません。
マダニは皮膚に頭部を食い込ませて咬みついているため、
無理に引っ張ると頭部だけが犬の体内に残ってしまいます。
また、マダニは体内にウイルスや細菌を持っているため、
潰れてしまうと犬や人に感染症などの悪影響を及ぼす恐れがあります。
マダニは耳の裏や目の周りなど、比較的毛の薄い場所を好んで寄生します。
散歩から帰った後などにマダニがくっついていないか注意して見てあげましょう。
春から夏にかけて、マダニの活動は活発になります。
また、秋から冬にかけては卵からふ化した幼ダニや若ダニが多く発生します。
年間を通してマダニ対策を意識しましょう。
ワンちゃんの日々のブラッシングやシャンプーをこまめに行い、
体を清潔に保ってあげることも大切です。
マダニは緑が多く、適度な湿気のある草むらなどに潜んでいるため
散歩の際は気をつけましょう。